現在、私は4つの法人を所有しています。
そのうち介護事業を行っている株式会社ザイタックでは、顧問会計事務所であるSMC税理士法人にて、
株式会社MAP経営の中期経営計画を実戦しています。
年に1回将軍の日と呼ばれる日には、まる1日かけて、5年先の決算書まで作成します。
その後は、5年分を60ヶ月分に落とし込み、月次で達成度合いを管理します。
月次目標が60回達成できれば、5年先の決算書は現実になるのです。
正直、将軍の日には、5年先の目標は少し夢物語ぐらい大きな目標を立ててしまうものです。
しかし、今年で5年目になる将軍の日に、平成18年に立てた中期経営計画を改めて見直してみました。
なんと、5年前に夢物語だと思っていた売上と経常利益の計画値を現実には超えているのです。
改めて、驚くとともに中期経営計画の威力を感じました。
当初は、夢だと思っていた、目標を毎月月次管理をしているうちに簡単に?クリアして、結果的実現してしまうのです。
そのため、平成23年7月27日には、SMC税理士法人の方々に無理を言って、医療法人ブレインと不動産所有会社であるソフトブレイン株式会社の中期経営計画も立てさせてもらいました。先日の遺言作成では多くの事を学びました。
例えば、医療法人の経営においては、事業拡大はするのですが、総資本は大きくしない工夫が必要です。
また、不動産所有会社では、キャッシュフローのために、借入返済と減価償却のバランスが重要です。
なにより、個人貸付がある場合は、計画的に返済をしていかないと相続の際に、『返してもらえないが、相続税が課税される』自体にさえ、なりかねません。
また、同時に自社株評価が上がっていく場合は、計画的な後継者への贈与が重要となります。
幸い、半日かけて、満足のいく経営計画が立案されました。
素晴らしい商品を開発されたMAP経営の皆さん、そして実践いただいているSMC税理士法人の皆さんには心より感謝します。