仙台・・介護業界 間接経費

平成23年10月29日(土)に仙台に出かけました。仙台市の介護事業者さんとの面談目的でした。

仙台空港から、JR仙台駅までは列車で移動するのですが、その列車が完全に復旧したのは、まだ10月1日からだったようです。

震災後半年を経ても、空港周辺には、土砂に埋もれた車が何台も折り重なり、改めて被害の大きさを実感しました。

さて、介護事業者さんとの面談ですが、他の事業所さんとお話をすることは大変勉強になるものでした。

特に、経営者による、考え方の違いには驚きさえ感じました。一般的に、経営者は事業拡大や売上増に執着する方が多いようです。

確かに、売上を増やすことも大事ですが、医療・介護のような労働集約型の産業は、売上が増えても労働生産性はあまり改善されません。

したがって、間接経費の増大には注意が必要です。そのためには、利益を生み出さない部門には極力経費を抑える必要があります。その上で、如何に、利益率の高い土俵で勝負するかが大事です。


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利益率の低い事業をどれだけ拡大しても、働くスタッフの給与が上がることはありません。

ある意味、ワーキングプア―を大量に生み出すだけとも言えます。

当グループは、あくまで『貢献・感謝・信頼』の理念のもと、『医療介護福祉の立場から専門的能力により、地域の在宅生活を支援する』という経営目標に向かっていきます。

もちろん、その先には、『スタッフの厚遇』を目指しています。改めて、当グループの『労働生産性を意識した経営』

を意識させていただいた、仙台訪問でした。貴重な機会を頂いた多くの方々に感謝です。

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