血糖値スパイク(=食後高血糖)をもつ総合内科専門医として、令和2年4月からリアルタイム血糖値測定器「フリースタイルリブレ」を装着しています。そのため、食品選びの際は、血糖への影響を気にしています。先日も、少し豪華な中華料理を食べたのですが、血糖値の上がりが少ないことに驚きました。中華料理は、メニューによってかなり糖質量に差があるようです。糖質が低いものを中心に組み合わせると、とても体に優しいメニューになるのでお薦めです。
目次
【糖質が低めな食品】
食べた際の満足感に比べ、糖質が少なくお薦めです。
糖質量(g) | カロリー(kcal) | |
麻婆茄子 | 6.0 | 174 |
チンジャオロース | 7.0 | 326 |
ホイコーロー | 7.1 | 249 |
八宝菜 | 7.7 | 354 |
麻婆豆腐 | 8.9 | 346 |
エビチリ | 9.4 | 218 |
【糖質は中ぐらい】
少し糖質量は多いのですが、量を控えめにして、食べると大丈夫です。
糖質量(g) | カロリー(kcal) | |
シュウマイ(6個) | 16.2 | 181 |
春巻き(2個) | 18.8 | 299 |
肉まん(1個) | 23.0 | 191 |
餃子(5個) | 28.5 | 236 |
小籠包(6個) | 30.3 | 312 |
【糖質が高め】
糖質が多いため、出来れば避けたいメニューです。
糖質量(g) | カロリー(kcal) | |
天津飯 | 67.4 | 472 |
ラーメン | 69.4 | 471 |
中華ちまき(2個) | 70.6 | 490 |
チャーハン | 96.5 | 713 |
中華丼 | 100.8 | 697 |
麻婆丼 | 102.8 | 673 |
つまり、ご飯もの、麺類、皮が小麦粉でできているものは避けるか、量を減らせば、中華料理は満腹感もあるため、糖質をコントロールするには良好なのです。