日本人の朝食神話は現代社会では間違っているとさえ感じています。大人になれば、朝食は抜きの方がメリットは多いと考えています。どうしても何か口にしたいのであっても糖質は最低限にしてほしいものです。そこに、運動を加えるとさらにメリット満載ということが、石原結實さんの『「空腹で歩く」と病気にならない』では紹介されています。私も、10年以上実践していますが、お薦めです。
- 私のクリニックには、「空腹ウォーキング」、つまり「空腹で歩く」ことを実践することによって、生活習慣病やガン、アトピーなどの難病が治ったという喜びの声が続々と届いています。
- 朝食神話に洗脳された結果、本当はお腹が空いていないのに、無理をして朝食を摂ってしまう
- 成人になると、肉体労働でもしていない限り、ほとんどの人の体は朝から栄養を求めたりしない
- 「排泄を促すためには朝食は摂らないほうがいい」のです。 規則正しく、適切な排泄をするためには、食事を摂らずに胃や小腸を休めることが大切
- カロリー面で見ても、1日3食であること自体、現代人にとっては食べ過ぎなのです。 日本では江戸時代まで、庶民は基本的に1日2食
- 「腹八分目に病なし。腹十二分目に医者足らず」 他にも「腹八分目に医者要らず」「小食は長生きのしるし」「節制は最良の薬」「大食短命」「腹も身のうち」なども似た意味の警句
- エジプトのピラミッドの碑文には「人は食べる量の4分の1で生きている。残りの4分の3は医者が食っている」という言葉がある
- 過剰な水分摂取は百害あって一利無し
- 体温を上げる運動、中でもウォーキングは、ダイエット効果もさることながら、ガン予防にも結びつく
- 免疫力アップにつながる生活習慣としては、意識的に空腹状態を長くつくる、また体温を上げることが大切
- 〝第二の心臓〟といわれる下半身の筋力アップが体温上昇には欠かせません。
- 冬の朝はショウガ紅茶。ショウガのもつ一番の効果は、体を温めることです。
- 空腹は、胃腸が空になったから感じるのではなく、血糖が下がったときに脳の空腹中枢が発するサインです。わずかに糖分を補給してやれば、ほんの数分で空腹感は治まります
- 筋肉の70%以上を占める下半身の筋肉量が低下したことによって、血液中の糖の処理が間に合わなくなった結果が、糖尿病というわけなのです。
- ウォーキングはセロトニンの働きを高め、空腹感を抑制する効果もある
- 腹時にウォーキングをするのは、さらに大きなメリットがあります。それは体内に蓄えているグリコーゲンや脂肪をエネルギーに変えて消費してくれる
- 根菜類の中でも、とくにヤマイモは下半身強化に効果があるとされています。「ゴボウ5時間、ニンジン2時間、ヤマイモたちまち」などという俗諺 もあるほど