東海道新幹線も、大至急ホーム上の喫煙所の撤廃を!

東海道新幹線も、大至急ホーム上の喫煙所の撤廃を!

いつも不思議に思っていたことがあります。名古屋駅から新幹線に乗るときにグリーン車の8~10号室の乗降口に喫煙所があることです。そもそも、グリーン車に乗るような人たちはタバコは吸いません。健康意識が低い、低所得者のための喫煙所はそもそも邪魔ですし、煙や臭いが迷惑です。

今回、山陽新幹線では喫煙所をかなり廃止するようですが、東海道新幹線では残るようです。今回の記事で、多くの人達が声を上げて、早急に東海道新幹線のホームの喫煙所の撤廃の機運を盛り上げたいと思います。

目次

1.喫煙率は低下

厚生労働省の2022年国民生活基礎調査によると、たばこを吸う人の割合は男性で25.4%、女性で7.7%。3年ごとに喫煙率を調べており、男性は前回19年から3.4ポイント、女性は1.1ポイント低下。いずれも減少傾向が続いているようです。20年前の2001年には男性は全体の48.4%とほぼ2人に1人が吸っていたようですが、4人に1人まで減ったことになります。

年代別に見ると、男性は40代が34.6%と最も高く、50代32.6%、30代29.9%と続きます。女性は50代の12.0%が最も高く、40代11.6%、30代9.0%だった。男女とも30〜50代の喫煙者が目立つものの、ほぼ全ての年代で前回19年調査に比べ減少しています。

時代は間違いなく禁煙の方向に向かっているのです。

2.車内の喫煙ルームは撤廃するなら、喫煙所も廃止を

JR東海とJR西日本、JR九州は、2024年春に、東海道・山陽・九州新幹線車内の喫煙ルームを廃止すると発表しました。現在、東海道新幹線は3カ所、山陽新幹線は16両編成の場合3カ所、8両編成の場合2カ所に喫煙ルームがあるが全て廃止されるようです。今までは新幹線の10号車のグリーン車に隣接する11号車に喫煙ルームがあるため、多くの方が10号車の11号車側を敬遠していましたから朗報です。

それに伴い、山陽新幹線では新倉敷、新尾道、三原、東広島、新岩国、徳山、厚狭、新下関の各駅の喫煙コーナーも24年春になくなる予定になっています。しかし、東海道新幹線は、ホーム上の喫煙所はすべて残るそうです。これは明らかに時代に逆行しています。JR東海の方には早急に対応をお願いしたいものです。


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3.自粛警察の発動

新型コロナ感染症の際は、未知の感染症に対する恐怖感を背景に,マスクをつけていない人を激しく罵倒する,他県ナンバーの自動車を傷つける、ワクチン接種をしていない人が非難されるなどなどといった,「自粛警察」と呼ばれる過激な言動が話題になりました。これらについては明らかに過剰反応でした。

しかし、一方で喫煙者がコロナに感染すると重篤化する頻度が高く、明らかに医療機関への負担が増えていました。この時こそ、社会のすべての喫煙所をクローズにする自粛警察が働くべきでした。今こそ、改めて東海道新幹線のホーム上の喫煙所に自粛警察のような動きに期待したいものです。

4.まとめ

  • 年々喫煙する人の割合は減っています。
  • そのため、JR東海とJR西日本、JR九州は、2024年春に、東海道・山陽・九州新幹線車内の喫煙ルームを廃止すると発表しました。
  • それに伴い、山陽新幹線はホームの喫煙所も廃止しますが、東海道新幹線は、ホーム上の喫煙所はすべて残るそうです。これは明らかに時代に逆行しています。

 

 

 

 

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