平成26年1月11日(土)から13日(月)の3日間は、東京での仕事でした。その中日の12日日曜日の午後には、時間が空きました。そのため、生まれて初めて歌舞伎座に行ってきました。歌舞伎座に行く前に、銀座をぶらぶらして、築地本願寺でお参りをしてから、築地に向かいました。日曜日ですので市場はお休みですが、築地場外市場はにぎわっており、15時30分に昼食とも夕食ともいえないお寿司を食べました。お店は、2013年の「初競り」で大間産クロマグロを1億5540万円で競り落として一躍有名になった“すしざんまい”でマグロをたっぷり堪能することができました。
その後、16時30分から歌舞伎の鑑賞です。席は直前に取ったにもかかわらず、花道すぐ横の前から11番目です。夜の部は、3部構成になっており、30分と20分の2回の休憩をはさんで、21時までのトータル4時間30分です。もちろん歌舞伎は初めてですし、知識も殆どありません。音声ガイドを聴きながらの鑑賞となりました。
1幕目の“仮名手本忠臣蔵(かなでほんちゅうしんぐら)九段目 山科閑居”は、さすがに音声ガイドが無ければ、寝入ってしまいそうでした。そのためか、かなりの方が音声ガイドを使って見えました。2幕目の“乗合船惠方萬歳(のりあいぶねえほうまんざい)”は正月らしい、とても楽しい舞台で眠くなることもありませんでした。3幕目の“東慶寺花だより(とうけいじはなだより)”は井上ひさしの小説を新作歌舞伎にアレンジしたためか、音声ガイドが無くても十分楽しむことができました。歌舞伎には、まだまだ奥深さを感じました。これからは東京だけでなく京都・大阪も含めて歌舞伎を見に行きたいと思います。
唯一つ、残念なことがありました。歌舞伎座の名物に鯛焼きがあります。2回の幕間に並んだのですが、いずれも途中で売り切れて購入できなかったことです。今度こそは、ゲットしたいと思います。