最近、瞑想の効果が科学的にも明らかになっています。具体的には、ストレス・不安の軽減、免疫力の向上、痛みの緩和、集中力の向上、感情のコントロール、記憶学習能力の向上などです。いずれも瞑想の効果が証明されています。ということで瞑想を試みるのですが、方法として、
- 静かな場所で、目を閉じて、ゆったりと座ります。
- 背筋を伸ばし、肩の力を抜きます。
- 呼吸に意識を向けます。
このようなことが薦められていますが、ADHD気質の自分としては、じっとしているのがそもそも苦手なので全く継続できません。過去には、同じ目的で座禅を行おうとして、専用の座布団まで購入しましたが1日も使うことなく忘年会の景品にしてしまいました。
そんな時に、「歩行瞑想」という言葉を知りました。歩行瞑想とはその名の通り歩きながら行う瞑想法です。歩行の際には足の裏の感覚に注意を向けて丁寧に観察しながら歩きます。それで効果があるの?と思われますが、瞑想の一つの目的は、雑念や不安といった意識を他に向けることで改善することです。つまり歩行に集中することで、通常の瞑想と同様の効果を得ることができるのです。
そうするとほとんど毎日歩いている自分は今までの習慣を歩行瞑想にすることができました。足の裏に感覚を向けるだけではなくて、さらに足の裏から腰への体重移動に意識を向けるとより集中することができます。休みの日のトレッキングの際もトレッキングポールをついてから、足の裏、腰の体重移動を意識するとさらに歩行瞑想が充実します。何よりこれを実践すると足だけでなくて、臀部に心地よい疲れが残るので、身体にも効果的です。
じっとしてることが苦手な方には、トレッキングポールを使った歩行瞑想お勧めです。
トレッキングについては以下の記事も参考になさってください。