ゴルフ場年会費の免除に診断書の悪用はダメ!

ゴルフ場年会費の免除に診断書の悪用はダメ!

先日、患者さんから「利用しないゴルフ場の年会費を免除したいので診断書を書いてくれませんか?」という依頼を受けました。話を聞くと、知り合いが「医者に言って何でも診断書をもらえれば、年会費が免除される」と聞いたようです。しかし、その依頼者は、糖尿病で受診しているだけで、近くで所有しているゴルフ場では定期的にプレーをしています。しかし今回対象のゴルフ場は遠方のため利用しないので、年会費がもったいないとのこと。

確かに、「病気等でやむを得ない場合は、医師の診断書によって会費が免除」という規約があるゴルフ場があります。実際に、私も脳血管障害で片麻痺になった方や認知症が重度に進行してしまった患者さんに対して診断書を書いたことはあります。しかし今回のように、ゴルフはプレイできるが、遠くてあまり使わないから会費免除のために医師の診断書を利用するなと論外です。

会員制のゴルフ場というのは、会員からの年会費、書き換え料、プレーフィー等で経営が成り立ち、そういったルールの下に会員権を購入しているのです。プレーをしないという理由で払わないという論理は成り立たちません。それらを理解したうえで会員になったのですから、会員権を売るか、年会費を払い続けるしかないのです。

 


長谷川嘉哉監修の「ブレイングボード®︎」 これ1台で4種類の効果的な運動 詳しくはこちら



当ブログの更新情報を毎週配信 長谷川嘉哉のメールマガジン登録者募集中 詳しくはこちら


認知症予防について専門医・長谷川嘉哉のレポートを無料PDFにて提供しています。

Ebook-Cover-small認知症専門医として毎月1,000人の患者さんを外来診療する長谷川嘉哉。長年の経験と知識、最新の研究結果を元にした「認知症予防」のレポートPDFを無料で差し上げています。

  • 言葉が出てこない…への対策術
  • ワーキングメモリ改善で仕事の能率アップがはかられる方法
  • 物忘れがひどい方のための5つの習慣
  • 認知症予防の食事とは。○○よりも○が大事な理由
  • 認知症予防は運動で! その方法とは etc.,

100ページ以上に及ぶ質の高い情報集です。

以下のページで詳細をお伝えしていますので、興味のある方は参考になさってください。

申し込み方法はこちら
長谷川嘉哉監修シリーズ