保険外診療でお金持ちにお金を使ってもらおう

2014-04-07

先日、歯医者さんで保険外診療を経験しました。私は、生まれつき歯が1本ないため、小学生の頃から部分入れ歯を使用していました。最近まで、健康保険が適応される義歯しか使ったことがなかったのですが、今回いつもお世話になっている藤本歯科さんで保険外の義歯を勧められ購入しました。結果は確かに値段は高いのですが、明らかに使い心地は良好です。

歯科医療においては著しく高価な材料を使ったり、美容目的以外であれば医療費控除は使えます。高価な材料といっても金やポーセレンは歯の治療材料として一般的に使用されていますから、これらを使った治療費用は、医療費控除の対象になります。そのため、通常、義歯作成、インプラント、矯正などは医療費控除の適応となります。


長谷川嘉哉監修の「ブレイングボード®︎」 これ1台で4種類の効果的な運動 詳しくはこちら



当ブログの更新情報を毎週配信 長谷川嘉哉のメールマガジン登録者募集中 詳しくはこちら


医療費控除は、自己又は自己と生計を一にする配偶者やその他の親族のために医療費を支払った場合には、10万を超えた分で最高で200万までが所得から控除されます。例えば、入院をして医療費を30万円を支払ったとします。生命保険などから入院給付金等がが支給されなかったとすると、
30万円-10万円=20万円が医療費控除の対象となります。
この20万円が還付されるわけではなく、所得税率を掛けたものが還付されます。所得税率が20%であれば4万円が還付されます。最高税率の40%であれば8万円が還付されます。つまり高額所得者であれば、結構な額が還付されるのです。私の周囲のお金持ちの高齢者が、気前よく一本30万円のインプラントを何本も入れていることも理解できます。なかなかお金を使ってくれない高齢なお金持ちに、使ってもらうには医療しかありません。そのためにも歯科の保険外診療は極めて有効だと思いました。

error: Content is protected !!
長谷川嘉哉監修シリーズ