せっかくの水分補給には『ルイボスティー』がお薦め

せっかくの水分補給には『ルイボスティー』がお薦め

これから暑くなると頻回に水分の摂取が必要になります。自分も夏場の訪問診療の際はペットボトルで500mlを数時間で飲み切ってしまうほどです。そんな時の飲み物は、せっかくなら身体に良いものを取りたいものです。糖尿病を専門とする先生方が共通して薦めている「糖尿病や高血糖を予防する飲み物」としては、緑茶、牛乳、豆乳が有名です。しかしあまり馴染みがなくても専門医の先生がお薦めしているものに「ルイボスティー」があります。

ルイボスティーは、南アフリカでしか生育しな「ルイボス」というマメ科の植物から作られるお茶です。「ルイボス」は、南アフリカの昼と夜の気温差が30度以上の過酷な地域で育つため、ミネラルやポリフェノールが多く含まれています。その中でも「アスパラチン」と呼ばれる成分は、強い抗酸化作用を持っているため糖尿病への効果が報告されています。またインスリンの分泌に欠かすことができない「亜鉛」も多く含まれているため、糖尿病予防のための飲み物としては最適なのです。

血糖以外にもルイボスティーには、ミネラルのひとつであるマグネシウムが含まれます。このマグネシウムは腸の中で水分を集め、硬くなった便を柔らかくする効果があるので腸内環境の改善も期待できます。少し、味に癖がありますが、慣れれば問題はありません。気軽に飲むなら以下のルイボスティーがお薦めです。ちなみに南アフリカの先住民は「不老長寿のお茶」と呼んで、治療目的で飲まれていたようです。

アサヒ ルイボスティー ラベルレスボトル 500ml×24本(Amazon紹介ページ
長谷川嘉哉監修シリーズ