メモを復習して知恵にしよう

2015-10-26

年間50回ほどセミナー・講演をさせていただいています。
講演中、多くの方が必死にメモを取られます。
一生懸命さが、講師冥利に尽きます。
しかし、少し意地悪な見方をすると
“そのメモ、後で見るのかな?”と感じます。

多くの方は、後でメモを見られることはないようです。
脳の専門家として考えると
どんな素晴らしい講演でも復習しなければ、
1週間後にはすべて忘れます。
これは講演中にメモをとるとらないに関わらずです。
ならば何のためにメモを取るのでしょうか?

それは後で復習をするためです。
メモ自体は単なる情報・知識です。
ちょうど、記憶が薄れ始めたころに
もう一度メモをまとめましょう。
そうすると単なる情報・知識は知恵になります。
人間の脳は情報をインプットする以上に
“まとめる”というアウトプット“が重要なのです。


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ですからメモを取るときには、復習を前提にしましょう。
最近、私はエバーノートを使います。
アイパッドでメモ代わりの入力をします。
後日、微調整をしてA4一枚程度にまとめます。
まとめるだけで記憶はみるみる蘇ります。
まさに、記憶が知恵に替わっていく醍醐味です。
もちろん、エバーノートにデータベースとして残っていますので
時間があれば、さらに読み直すことも簡単です。
是非多くの方に、メモを“まとめる”ことで
知恵に変えてもらいたいものです。

 

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