菓子パンの糖質量は恐怖!!・・血糖値スパイクドクターの提言25

菓子パンの糖質量は恐怖!!・・血糖値スパイクドクターの提言25

血糖値スパイク(=食後高血糖)をもつ総合内科専門医として、令和2年4月からリアルタイム血糖値測定器「フリースタイルリブレ」を装着しています。そのため、食品選びの際は、血糖への影響を気にしています。特に、菓子パンについては、種類に関わらず糖質が多すぎて、選ぶことができないほどです。

しかし、糖尿病専門外来をやっていると、「昼食は菓子パンを食べるぐらいです」や「小腹がすくと、菓子パンをたべる程度です」と言われる患者さんが結構いらっしゃいます。高齢の方にとっても、菓子パンは軽食であって、大してカロリーも糖質もなく、糖尿病にも悪影響を及ぼさないと考えているようです。

具体的に、代表的な菓子パンの糖質量カロリーをご紹介します。

カロリー(kcal) 糖質量(g)
あんぱん 305 60.8
メロンパン 432 66.1
まるごとソーセージ 437 38.4
カレーパン 384 36.6
アップルパイ 508 55.7
小倉&マーガリン 439 55.9

恐ろしい糖質量です。その上、菓子パンは糖質量が多いため、急激に血糖が上昇。身体も急激に血糖を下げようとするため、空腹感を刺激して、食欲が増進してしまいます。そのため菓子パンを食べ始めると、いくつも食べたくなる欲求を感じることさえあるのです。

糖尿病が気になる人には、出来れば、一日の糖質量は200gに抑えたいと考えています。たかが菓子パン一個で糖質60g前後は多すぎます。これを、複数個食べれば、あっという間に糖質オーバーになってしまいます。このような恐ろしい、高血糖の悪循環に陥らないためにも、菓子パンの接種はできるだけ控え、サラダなどの野菜と一緒に、少量をシェアして食べることをお薦めします。


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